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黄魂悲曲
七部作 1979−1981
オーストリア国立ウィーン美術アカデミーにてルドルフ・ハウズナーのクラスに在籍中に描いたものです。
『(前略)この一族の興亡を叙述しているととれる詩句によって展開される光景は実に種々雑多である。旧約・新約聖書に想を得ているものや東洋の故事から、おそらく作者が両親から聞かされた第二次世界大戦・戦後の情景、そして作者自身見つめている現代などが161のシーンに埋め込まれている。まるで坩堝のような画面だが、そこから「バベルの塔」のように、みる者の内に屹立してくるものがある。それは、人間が担わざるを得ない「宿命」と生への意志ととれる。(後略)』
「芸術新潮」に紹介された記事から
クしてくださ
七つの泉起きて
その海を渡る
ゆき交う夜
昇り来る明日
浮かび立つ時の旅
黄魂悲曲
誰か
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